[ 8.28 ]


目覚め良く起きていつものようにホテルの近所をブラリとする。
そして昨日の店にノコノコと向かう俺(笑)
この時点でブレッドはまだ現れない。
勿論携帯はOFFだぜぇ!(笑)

店に入ると例の3人が俺を見つけてビックリするくらいのハイテンションで迎えてくれる。
席について必殺の知ったかぶりと身振り手振りで会話(?)を進める。
暫らくするとニヤニヤしながらブレッドが現れるっ!!

「GoodMorning!Shue!」

嫌なニヤけ方だ…!

輪に強行的に入ってくるブレッド…
俺に小声で語り掛ける…

「悪いようにはしないから…!」

暫らくすると何が何だか解らんが一同がブレッドの話に大きなリアクションを示す。

「OH〜!!」

俺はブレッドに問う。
何を言いやがったと…?

すると…

「彼は日本のドラムスターだ。彼はこれから、こっちのビッグネームバンドに入って活躍するサムライだ。」

…。

いきなり話がデカすぎる…
あながち方向性は間違ってはいない話だがまだどうにも解らんぞ…
しかもこっちでビッグネームのロックバンドと聞くと必ずと言って名前が挙がるのが…

「METALLICA〜!!」

「Guns N’Roses〜!!」

大体の確率でこの二大バンドを連呼する…

いや…

そりゃ無理あんだろ!?(笑)

まぁ…ゆかりが無い話では無いのだが…

良く解らんが3人に電話番号とアドレスを渡されたがこの時点でアウト(笑)

話せん、書けん、読めんの三拍子だ(笑)

だからブレッドに渡してしまった(笑)

「余計なビッグマウス吹くなよ!」

とブレッドにスタジオに向かう道中に言うと

「ここはアメリカだぜ?それくらいハッタリかまさなくてどうすんのさ!サムライ!」

と逆に怒られる(笑)

しかし確かにこっちに来てる目的はそれだ。
そもそも俺のドラムが世界に通用するのかが知りたいのだ。
日本のバンドで日本の文化として見られこちらにツアーとかしにくるんじゃない。
一人で外人と渡り合えるのかが知りたいし、やりたいのだ。

だからこそ今回の渡米は重要。

俺は俺のドラミングを最後まで貫いたつもり。
これで認められたら、とあるビッグネームのバンドのアルバムに参加出来るかもしれない。
今回は無理だったとしても必ず次に、何かに繋がる手応えは充分に感じた。

こんなチャンスをくれたブレッドやコーディネーター、スタッフに感謝します。
最後の夜はビッチリ朝まで、久しぶりに潰れるくらいまで飲みやした!

なんかガラにもなく…

泣きそうになった…。