[ 12.18 ]


選んだ道は棘道・生き抜いた先に見える光 2010冬の陣!

今回は一日だけだが各バンド持ち時間均等の6ステージ!
濃密なイベントになる事は始まる前から必至である。
何しろ単純計算で既に三時間ステージは決定してるわけだからな。

今回はいつものナレーションの他に少しでもツアー移動中のエピソードで出てくるDJ Shueを垣間見せられればと転換中のBGMは俺の選曲。
スタッフや出演者にはなかなか好評だったがどうだったかな?(笑)
リアルタイムで選曲する事は流石に出来ないのが残念だがな(笑)
実はいつものipodを忘れてしまいnanoでの選曲だった為少し片寄ってしまったが好評ならばまたこれはやるわ(笑)

リハで既に乳酸溜まりまくり状態のまま余り時間を置かずにすぐに開演っ!

トップバッターは意表をついてEverlasting-K。
10月のワンマンが不完全燃焼な感じが否めず棘道でのリベンジを誓い新作からだけの選曲で臨んだ。
珍しくKは緊張してたように思うな(笑)
イベントのトップを飾るからか?
でもリベンジは出来たんじゃねぇか?
一月のワンマンは期待出来るのでは?

二番目はBloom underground。
俺的には始めたばかりのバンドだが既にALIとのグルーヴはバッチシ!
アッパーな曲とミドルな曲を織り混ぜてUKロックをベーシックに置いたERICの独特な世界観を短い時間の中で垣間見せられたと思う。
俺の目指す“外タレ愁さん”は体現出来たかなぁ?(笑)

三番目はN.S.D.P。
今年結構毎月の様に東名阪ツアーを繰り返し文字通りライブで試行錯誤を重ねて成長してきたライブバンドのポテンシャルを見せつける事が出来た感がある。
新曲を積極的に押し出したセットリストはこれからの方向性を占う重要なステージだった。
イベントの中盤、台風の目的な役割を見事に務めてくれた。


半分過ぎてかなりの疲労が俺を襲い始めるが気付かないフリをした(笑)
この時点で本日の即効元気摂取量五個!


四番目はTWO TRIBES。
俺は今回のイベントではTTはTTにしか出来ないTTならではのサウンドとスタイルでやりたかった。
“プログラマーVSドラマー”
これを前面に押し出したステージに拘った。
岸にはギターを持ったりしないでコンピューターと鍵盤で俺と格闘して欲しかった。
そう…初期衝動ってヤツを大切にしたステージにしたくてね。
それが凄く良い形になって出来た表れたんじゃないかな?
ハッキリとTTのサウンドやスタイルはTTだけのモノと胸はって言えるライブだったよ。

五番目はもはや棘道では不可欠な存在になりつつあるさかもとえいぞうの登場。
とにかく英三さんのエンターテイナーとしての力には頭が下がります!
だって初見の奴等も一発で英三さんを大好きになって帰っていったべ?
そのパワーは凄まじい!
速いツーバス連打地獄、速弾きギターの連発の中であんなにオーディエンスの笑顔が絶えないステージは珍しいのでは?
俺も疲労を忘れて笑ってしまった(笑)
そしてあの唯一無二なシャウトは圧倒的!
その対比が坂本英三氏恐るべしな所なんです。


英三さんが終わった時点で俺の全身は終わってる感が…後は気力勝負である。


まさかのCIGARPOCKETSがトリ!
メンバーが一番驚いてたけどね(笑)
でも“生き抜いた先に見える光”である。
俺の想いを詞に込めた“SPARKLE”はこのサブタイトルを掲げた時点でイベントテーマ曲としてどうしても外せない。
この曲でどうしてもイベントを終わらせたい!
その俺の想いをシガポケの連中に託したのである。
現メンバーとしてのラストだからとかではなくそのテーマを体現してくれる力をシガポケが持っていると信じたから…
クリスマスプレゼントはスティックの雨と夜露銀行券100万とCO2の嵐!(笑)
ラストのSPARKLEでは気力で全身全霊で踏み続け叩き続けた…
叩ききって威風堂々がかかった時には泣きそうになったよ…

生まれたからには必ずそれぞれがやるべき事がある。
その命の火を自ら消すな。
心が挫けそうな時…
心が折れてしまった時…

必ず心で三回唱えろ

“今に見ておれ”

とな。

そしてやがて光はオマエに降り注ぐ時が必ずやってくる…!

それだけは忘れるな…

また棘道で会おう…!