[ 1.2 ]


今年はなかなかのスロースタートな感じで嬉しい(笑)

てなわけで帰省って言うと厳密にはおかしいのだが俺にとっての志の拠点であるあの温泉街へ向かう。

(ちなみに今年からまた自伝を再開しやすぜっ!!お楽しみにっ!)

しかし盆には帰って来てたりすっから流石に懐かしさはないんだけどやはりここに来るとある意味心が安らげる感は否めない。

所帯を持つ本田は家族で正月を過ごさねぇとカミさんにブツブツ言われると最初言ってたがやはり俺達はいつまで経っても“そんなもん二の次馬鹿”らしい(笑)
しょっちゅう会えるわけでも酒を交わす事が出来るわけでもねぇからやっぱ優先しちまう。
全国の女共!それが男なのだよ!
わかってねん(笑)
例え口の中切って帰っても顔面腫れて帰っても見て見ぬフリをしてくれたまえ!(笑)

そんな本田の車に便乗する為に合流地点で落ち合った瞬間に

「久しぶりだな!」

といきなり一発ずつ殴りあうのはいつもの事。

しかし久々に人に殴られたからかこれがまた正直結構効く(笑)
脳が揺れた感じ?
これは今回の帰省は身体が持つのか?と一抹の不安を覚える…

正月2日ともなると高速はガラガラだ。
結構予定より早く温泉街に着いたからまたもや辺りをウロウロ。
やはり少しは近代化している。
でも田舎だ!
東京よりも時間がゆっくり進んでるんじゃねぇか!?
見る奴見る奴物凄くのんびり屋さんに見えるぞ!?

白金に近い金髪の俺はとにかく何処でも目立つが基本チラ見されて後は目を合わせないようにされたりすんのが鉄板だがここの人間はとにかくジーッと見入る

“見殺し”とでも言おうか?(笑)
とにかくこちらが恥ずかしくなるくらい見倒されるのである。

そして山土井とも合流。

この拳も効く…

少しよろめいたらしく

「あ?オメェ身体弱ってンじゃねぇ?」

と言われてカチン

「あ?テメェの拳なんて効くかよ!?」

とまた俺が殴るとお互いのスイッチが入り何年ぶりかの取っ組み合いになる…が

「キャアアアアア〜!」

と近くに居たババァにあわや新年早々通報されそうになりその場をダッシュで逃げる(笑)

少しは成長しなきゃならんな俺達は…(笑)

そしてコーちゃんに会いに行く。

「おぅ!坊逹!おめでとうな!」

と言いながら三人とも殴り倒される。

この人の拳は人を殴りすぎて握りこむと拳が真っ平らで当たる面積がやたらデカイし重いっ!

「コーちゃん!すぐにライブがあるから顔面あんま殴られっと腫れたまま人前に出る事になっから止めようぜ!」

と俺が言うと

「なんだ坊?顔はよしなよボディにしなってか?そんなチー坊みてぇな洒落た事言うようになったか」

!?

チー坊!?

杉田かおるの事か!?

その台詞三原じゅん子だべ…

金八繋がりで惜しいのか何なのか解らん…

これは恐ろしい帰省になったぞ?(笑)